オタクが早口で独特な喋り方である2つの理由

オタクって一目見て会話しただけで「あ、オタクの人なんだ…」ってわかりますよね?

 

オタクはオタクでオタクだと思われないように振舞いますが、そんなものは悪あがきで客観的に見るとすぐバレてしまいます。

 

原因は色々ありますが、その中のひとつに早口や独特の喋り方といったものがあります。

 

どうしてオタクは独特の喋り方をするのか?その原因はオタク自身にも分かりません。増してや一般人目線でそれを知る機会はありません。

 

そこで今回は、現役のオタクで発声術についての造詣が深い 海原大さんにお話を伺います

 

海原さん、よろしくお願いします。

 

海原:よろしくお願いいたします。

 

*:今回はどうしてインタビューを受けてくださったんですか?

 

海原:ボクもオタクなんですけど、大学デビューをしたくて。

その時はめっちゃ早口だったんですけど、それを何とかしなきゃ就職した後に営業とかでやっていけないなと。

 

*:ええ。

 

海原:それで学園祭の司会をやったり、居酒屋のキャッチをやったり、発声術の先生に質問したりして、どうしてオタクの人が早口で独特の喋り方になってしまうのかが経験則でわかってしまったんですよ。

 

*:司会、キャッチ!…色々突飛な経験をされているんですね。

 

海原:はい。元々コミュニケーション能力にも難があるので、そういったところに飛び込んで何とかしたいなと。

 

なので、このインタビューを読んでくれた人が、ボクの経験を活かして前に進んでくれたらいいなと思ってインタビューを受けました。

 

*:それは素晴らしいですね。

 

海原:ありがとうございます。

 

*:それでは伺っていきましょう。オタクの人はどうして早口で独特の喋り方になってしまうのですか?

 

海原:まず、一般人目線から見てオタクが早口な理由が何なのかってわかりますか?

 

*:ん~。私が考えるには、自分を知ってもらいたいって思っているのではないでしょうか。

 

海原:お、近いですね。実はオタクが早口になってしまう理由は、結局のところ『人によく思われたい』『普段喋らないから』といった2つの理由に集約されます。

 

 

*:そうなんですか!?じゃあこの2つさえ何とかすれば、オタク喋りを何とかできるということなんですね!それでは、1つ目の『人によく思われたい』についてお願いします。

 

海原:はい。

 

人によく思われたい

 

海原:人によく思われるためにオタクはどうしているのか。の前にオタクの喋り方がどのような喋りになっているのかを分析していきたいと思います。

 

海原:まず、ビジュアルは全体的に薄ら笑いで相手の目を見ず、語尾は特に気味悪く笑う。


海原:喋り方は、母親が他所と電話をするときみたいな上ずり声。間を開けず、早口でまくしたてる。


海原:こんなイメージで間違いないですか?

 

*:確かに!そうですよね!

 

海原:まず薄ら笑いだけど、笑うことで相手の印象をよくしようって思うんですよ。ですけど、あっぴろげに笑いながら喋ると変な人って思われる。世間一般だと変な人はよく思われない。かといって表情が石像みたいだと、これもよく思われないってオタクの方は思ってしまうんです。

 石像も使いようなんですし、あっぴろげに笑うのも何ならリア充がよくやってるのですが、対人の経験値が低いとどうしても怖くなってしまう。

 

*:ほうほう

 

海原:だから、その中間で薄ら笑いをしながら喋るんですけど、一般人目線ではそれがお化け屋敷の貞子のごとく気味が悪く見える。だから、オタクがよかれと思ってアクションした笑いながら喋るっていうのが裏目に出る。

 

*:そうなんですね!

 

海原:これに関してはビデオで自分の喋りを録画して、客観的にそれが正しいのかを分析してみるといいかもしれません。

 

*:これは、一般の方でも重要ですね。

 

海原:そうですね。特に自分はコミュ障じゃないし普通のことを言っているはずなのに、なぜか嫌われる人は喋り方に原因がある場合が多いので、それを直すために一度ビデオやスマホで動画にとってみるのはいいアクションだと思います。

 

*:相手の目を見ないっていうのはどういったことなんですか?

 

海原:相手の目を見ないのは、嫌われるのが怖くて、相手にどう思われているのかという現実を直視したくないんですね。

 

*:ああ、怒られてるときに相手の目を見れなくなるあれですね。

 

海原:そうですね。特にオタクの人が一般の、特にリア充とうまく話せないのはこういったところが大きいでしょう。

 

*:そうなると上ずり声はどういった心理なんですか?

 

海原:上ずり声は緊張のあらわれです。後にも出てきますが、オタクは基本的に普段は喋ることはほぼありません。喋るといった慣れない行為に、相手にどう思われるかといったものが付け加えられるため、どうしても緊張してしまいます。それが伝わってしまうんですね。

 

*:これは面接とかでもやってしまいがちですね。

 

海原:特に初期はそうですよね笑

 

*:間を開けず早口っていうのはどうなんですか?

 

海原:これに関しては、嫌われたくない(よく思われたい)というのもありますが、後半の普段喋らないからに近い内容なので、そちらで議論していきましょう。

 

 

普段喋らないから

 

 

*:普段喋らない人がどうして間を開けないで早口になるんですか?

 

海原:まず、いじめられたとか、職場の人と気が合わないとかでぼっちになった経験ってありますか?

 

*:そんなにないですね。

 

海原:それは轢き殺してやりたいくらい羨ましい限りですね。まず、ぼっちって相手と会話する機会が少ないんですよ。

 

*:轢き殺すのは置いておいて、そういうイメージがありますね。

 

海原:はい。そうなるとアウトプットの経験がないので、自然とインプットの情報が多くなるんです。そうなると頭の中で延々と会話していく時間が増えるんです。人間の脳の回転は、喋る時の10倍の速度で回っているって言われているんですね。

 

*:なるほど。頭の中で会話する時間が増えると、それにつられて会話するときも早口になってしまうということですね。

 

海原:そうです。あとは、ぼっちって相手と会話する機会が少ない。もっと言えば嫌われたくないから話す勇気がない人なんですけど、自分から積極的に話しかけないってことは人と仲良くなる時間が少ないってことなんですね。一般人なら8時間ある中の2時間だけど、オタクだと8時間ある中の2分みたいに。もっと言えば1か月に1分の可能性まであります。

 

*:なるほど

 

海原:ともあれ、2分という短時間でよく思われるためには、自分を知ってもらう必要があって、そのためには早口で膨大な自分の情報をメールのように塊で伝えていくしかないんです。

 

 オタクの人は相手が知ってる情報が多ければ多いほど親密であるというロジックで友人関係を築いているので。そういう意味では、情報の塊を早口で伝えていくのは、ある種合理的だと思います。ですけど、対人コミュニケーションはメールみたいな情報の塊を送り合うではなく、LINEのような短文方式で進んでいくのが一般的な会話なんですね。そこに齟齬が生じます。リア充コミュニケーションは鍋のようにコトコト段々と温めながら友情を深めるのに対して、オタク的コミュニケーションは電子レンジのごとく瞬間的に温めて仲良くなるイメージです。そういうコミュニケーションの違いで、最終的には疎遠になってしまうんです。

 

ちょうどこの文章に句読点をなくしたものがオタク的コミュニケーションなんですよ

 

*:おお、確かにそうですね。ちょっと気後れしてしまうというか、文章で見ても解読したくなくなりますね。これまでのところで原因は分かったのですが、結局オタク的喋り方を解決するにはどうすればいいんですか?

 

海原:それは、、、

 


後半に続く!